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  • 執筆者の写真kurokiyuta

見知らぬ街からの手紙 パート3


新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

昨年の一年を音源制作に費やしその一年の終わりにアルバムを発売したばかりの僕にとって2022年はまさに新しい旅立ちの年といえるのではないかと思っています。

ライブ、配信、曲作りと今まで以上に活発に活動していくつもりです。

どうぞよろしくお願いいたします。


さて前々回、前回に引き続きアルバム制作のお話を書いていきます。

そういうわけでありまして僕は青田ケンイチさんの「ECHO Studio」にて本レコーディングがスタートしました。

レコーディングは1月~4月まで間に断続的に行われました。

弾き語りならそれほど時間はかからないだろうという気もしますがところがどっこい。

音源作品を作るとなるとやはりライブ以上に聴きやすさというものを考えながら演奏しなければいけません。普段なら自然にやっている部分を改めて確認しながら演奏したり単純に演奏のミスなどもあり1回のレコーディングでなんとか2曲録れるか録れないかというスピードでした。そんな感じで僕はなかなか進まないなと思っていたのですが青ケンさんは「弾き語りだと速いね~」と言っていました。

それに加え僕は青ケンさんが時間無制限に録らせてくれるのをいいことに何度も録り直しをお願いしました。僕はわがままを言って申し訳ないような気もしていたのですが後で聞いた話だと青ケンさんはこのレコーディングをとても楽しんでいたとのことです。

なんだ、ならもっとわがままを言っておけばよかった(笑)

青ケンさんは録音中は「イイ感じだね」とか「もっと良くなるよ」とか僕がポジティブになれる言葉をかけてくれました。本当に感謝しています。


このブログを読んでるおそらくすべての方がご存知の通り僕はアルバム制作の続きを静岡でシンガーソングライター、音楽クリエイターとして活動している堀周平君に託すことになります。周平君には+2曲のレコーディングとマスタリングをお願いしました。

こちらのレコーディングは9月にスタートしました。

場所はホリスタジオ。つまり周平君の部屋です。

部屋の片側は大量のレコードやCD。もう片側は録音機材や楽器で埋め尽くされたまさにクリエイターの部屋といった感じでした。それでも仕事場というよりは趣味部屋という印象を受けました。そんなところに周平君の真の音楽好きといったものを感じて好感を持てました。とはいえやっぱり自分よりも音楽に詳しい方との作業は少し緊張しましたね。

この時のレコーディングはECHO Studioの時に比べれば割とすんなりと進みました。

そうして9月の終わりごろにマスタリングが完了しました。


堀周平君がいなければこのアルバムを完成させることはできませんでした。

本当にありがとう。


こうしてデザインなどの工程を経て2021年11月10日(水)アルバム『見知らぬ街から』は発売されました。

アルバムタイトルはすぐに思いつきました。

音楽活動を始めたばかりの頃の僕にとってこの世界は一つの大きな見知らぬ街でした。

そうしてこの10数年その街の中生まれていった歌たちを10数年間やってきた演奏スタイルで収めたこのアルバムに「見知らぬ街から」とい名前はぴったりだったと思います。


今回このアルバムを作りに当たり沢山の方に協力していただきました。

このブログを書いてる今でも初めてECHO Studioにデモ音源を持って行った時のことを思い出すと悲しい気持ちになるんです。

関わってくれた皆さま、応援してくれてる皆さまには本当に感謝しております。

ありがとう。


このアルバムの発売によって僕は自分の持っているものをほぼ出し切って空っぽになりました。またこの空っぽの体に新しいエネルギーをためていかなくてはなりませんね。


この手紙はこれでおしまいですが僕の旅は続きます。

このアルバムが沢山の方のもとに届きますように。


それではまた見知らぬ街のどこかでお会いしましょう。

それまでどうぞ皆さまお元気で。




追伸:

楽曲解説もまたこのブログで書いていきますね。






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