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いつものように
燃える空
冷たい風
今までいろんな人に会ってきたけど
僕はいつだって一人だった
終わりなき道
傷ついた足
僕は何としてでも打ち勝たなければならない
この冷たいレールの上を走ってくる恐怖に
煙が立ち上る朝の街に
打ち立てられたいくつもの旗
その旗と旗の間を
僕は黙って通り抜けるだけ
賢いやつ
落ちこぼれたやつ
どちらの言葉も耳にしたけれど
たいして違いはないようだった
僕らのすべては
僕らの心
灰色に輝く朝の一歩手前で
僕だけがその真実を知っているような気がする
何故だかわからないが
煙が立ち上る朝の街に
打ち立てられたいくつもの旗
その旗と旗の間を
僕は黙って通り抜けるだけ
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