五日目の朝

                        

今日は朝がやたらと早い 野鳥たちがけたたましく鳴き喚き

愛してるはずの人々の黄色い歯が何故だか僕の気分を悪くする

ねぇ君がいなけりゃ僕はどうにかなってしまいそう

君だけがぼくの沈黙を許してくれる

 

優しかった瞳たちが獲物に襲いかかる直前の虎の目に変わる

のどに突き付けられた鋏の挑発が僕にすべてをあけわたさせてしま

ねぇ君がいなけりゃ僕はどうにかなってしまいそう

君だけがぼくの沈黙を許してくれる

 

朝起きた時の僕は夜寝る前の僕とそんなに変わらず

傷ついた父親の呪縛によっていつまでもおんなじ所をグルグル回る

ねぇ君がいなけりゃ僕はどうにかなってしまいそう

君だけがぼくの沈黙を許してくれる

 

毎日毎日石炭ばかり貪り食らっている

胃袋の中は焼け爛れ 煙草の煙を吐き出す度に僕の生気は抜き取られていく

ねぇ君がいなけりゃ僕はどうにかなってしまいそう

君だけがぼくの沈黙を許してくれる

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