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誰も知らない子供のロマンス
見知らぬ街へと続く埃っぽい道
さまよいの朝から飛び出してこの道に降り立った
足元の草花は僕の好奇と恐怖に揺れている
無謀な野心とナイフの声たち悲劇と喜劇を持ち歩く
僕は解き放たれた一人の子供
ボロ靴が狂気のラッパを吹きまくる
誰にも内緒で決めたこと
頭上から青空くりぬいて君の胸に届けるよ
見知らぬ人の眼差しが僕の心に触れたとき
果てしない夜の天井に約束の鐘が鳴り響く
沸き起こるイメージたちは僕らを陶酔の迷路へと導く
あぁ世界中が酔いどれているのさ
もう二度と戻ることはできないよ
熱狂に向かって開け放たれた扉の外で
僕らは時も忘れ夜明けが来るまで踊りまくる
誰にも内緒で決めたこと
頭上から青空くりぬいて君の胸に届けるよ
僕は解き放たれた一人の子供
ボロ靴が狂気のラッパを吹きまくる
誰にも内緒で決めたこと
頭上から青空くりぬいて君の胸に届けるよ
※無断転載はご遠慮願います。
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